師匠が本を出版されました
私の師匠である小林紘二先生が本を出版されました。
施術家向けの専門書となっていて、筋肉に対して施術を行っておられる先生には是非、一読いただきたい一冊です。
(師匠より直筆のメッセージもいただきました)
約40年間臨床をされてきた小林先生がご自身の知識と経験を基にまとめ上げられた本です。
昨今、メディアでも「筋肉」や「筋膜」が痛みの原因として取り上げられる事が多いですが、小林先生は世間では、まだ筋肉が注目されていなかった頃から「痛みの原因は筋肉によるモノが多い」と研究と臨床を積み重ねて来られました。本書でも「疼痛緩和肢位」や「筋伸張反射メカニズム」など独自の視点からの生理学的見解が書かれており、どれも私達が普段の臨床で遭遇する患者様の現象にピタッと当てはまります。また、筋肉図なども細部まで丁寧に描かれていてとてもイメージしやすいです。
小林先生は臨床家と研究家の両方を続けて来られた数少ない先生です。読み物としても調べ物としても、臨床で困った時には必ず役立つ本だと思います。お勧めです
以下、書籍紹介と購入方法を記載いたします。
筋性疼痛症候の臨床観察
―筋の“運動作用”及び“感覚作用”視点からの見解(上巻)―
著者:小林 紘二
当書の紹介
1.当書は徒手(及び鍼)を用いて、痛みを主訴として来院する患者さんの治療を行う諸先生方を対象とした書物です。
2.一般に頚や肩、腰などの筋骨格系領域に発現した疼痛症候は主として“骨関節の形態変化による病変部位から出現しているもの”と理解されています。しかし臨床家の先生方がよく感じられているように、その治療効果は決して芳しくなく、多くの症例において慢性的経過が続いているのが現状であると思われす。
3.この筋骨格系疼痛症候に対し、当書は診かたを変えて“骨関節性疾患によるもの”との視点からではなく主として“筋の何らかの病変部位や退行変性によるもの?”との視点からその臨床像を分析しています。
4.すなわち問診、触診、運動検査の検査結果によって疼痛症候に関わっている疼痛発現筋を探索し,その推定した疼痛発現筋を中心に徒手(及び鍼)治療を行ない,その結果,疼痛発現筋に一定の緊張緩和が得られた時点で“客観的に明らかな当症候の改善効果”が得られたという臨床経験をまとめた書物となっています。
5.そして著者が40数年の臨床経験から筋骨格系領域に出現している疼痛症候の実に多くがこの筋より発現している筋性疼痛であることを強調しています。徒手(及び鍼)治療を中心に施術される臨床家の先生方にとってその治療手技の医学的妥当性に自信を持って頂くことにつながる臨床観察報告?ではないかと思っています。
『購入方法』
1.メールまたはFAXにて送付先の氏名、住所、電話番号及び購入冊数、※領収証の宛名をご連絡下さい。
アドレス:k_kobayashi_2010@yahoo.co.jp
FAX:072-257-9149
2.郵便局にてお振り込み下さい。
お振込先:振替口座00900-7-333037 MT-MPS勉強会
振込金額:1冊の場合、本体7500円+税、送料(1冊360円)、計8460円
複数(3~20冊までの)まとめてご購入時送料は1000円となります。
入金を確認後、書籍を発送させて頂きます。
尚、お振込後、10日過ぎても届かない場合はお手数ですが再度ご連絡下さい。
※振込手数料は申し訳ありませんが、ご負担お願い致します。
書籍送付は1冊の場合、レターパックライトにて送付させて頂きます。
同一送付先で複数(3~20冊)ご購入の場合はゆうパック(全国一律1000円)にて送付させて頂きます。
MT-MPS勉強会事務局(小林整骨院内)
Tell:072-257-9149
メール:k_kobayashi_2010@yahoo.co.jp
URL:http://mt-mps.main.jp/kobayashi/